2024.11.25 37 views
イラストとデザインと絵本について
デザインの中でもイラストを使ったデザインが好きです。
ここぞというときはイラストレーターさんにお願いするのですが、この人のタッチでなくては!とまで行かないような時や説明イラストなどは、自分で書いちゃいます。
ありがたいことにたびたびイラストを書く機会があって、またこの感じ?と思われないようにしたいなという思いがあり、タッチを参考にするために絵本イラストの展覧会などに時々行きます。
その中から、この書き方真似できるかもしれないと頭にメモをしながら。
先日はイタリアボローニャ国際絵本原画展に行ってきました。
カラフルで楽しいイラストや、細かく細部まで書き込まれて食い入るように見てしまうイラスト、モノトーンだけどシンプルな構図に引き込まれるイラスト・・と多種多様で、子どもと行くけれどわたしが1番楽しんでいます。
ちょっとタイトルを控えるのを忘れてしまったのですが、 喫茶店のオーナーと船乗りの暮らしを対象的に見せる絵本が特に気に入りました。
対比で見せる絵がパッと目に焼き付く強さがあるのと、絵自体の線の優しさがとても綺麗でした。
下田昌克さんの「死んだかいぞく」は絵本を買ってしまいました。
いつも偉そうにしていた海賊が仲間に刺されて海に投げ捨てられ、沈んでいく間に様々な海の生き物に身につけているものをはぎとられていくのですが、なぜか読んだ後には不思議な幸福感?安心感?に満たされました。
絵本というと、大人は何か子供に教えたいものを意図して描いているだろうという目で見てしまいがちですが、見事に裏切られたような気分です・・子どものユニークな発想を見聞きしているような気持ちになりました。
絵もとっても素敵で、真っ暗な海の中に登場する出会いが光に照らされてるようなイメージが綺麗な絵でした。
いつの間にか絵本の感想になってしまいました。
オレンジにはイラストの書き手がたくさんいます。このweekly(think)ではデザイナーに限らず、プランナーやコピーライターも描きたい人が描きたいものを毎週書き上げています。
イラストの右下に記名しているので、好きな書き手をチェックしてみてくださいね。
WRITTEN BY miyaP
子育て中のデザイナーです。ゆる〜く、ソーイングするのが趣味です。