2023.06.19 279 views
ホームページとジーパン
「詳しくはホームページで!」「Webサイトをチェック!」
TVCMやお菓子のパッケージなど、今やいろんな場所で「ホームページ」「Webサイト」という文字を見かけますが、その違いをご存知でしょうか?
本来「ホームページ」とは「ブラウザを起動した際に表示されるページ」のことを指し、一方「Webサイト」とは単に「ページの集合体」を表す言葉なのです。
なのになぜか日本では共通のものを表現している感じがありますよね。その理由としては
①ポータルサイト(Yahoo!やGoogle)をブラウザのホームページ(ホームボタン)に設定するユーザーが多かったため「インターネット=ホームページ」という認識が広がった。
②「ホームページビルダー」という、Webサイト制作ソフトの名前から「Webサイト=ホームページ」が作れる、という認識になった。
など諸説あるようです。が、今や「ホームページ」は絶対的な市民権を得ており、実際のシーンでも「Webサイト」より「ホームページ」で検索される方が圧倒的に多いです。
もはやどちらが正解ということはなく、相手や状況に合わせて使い分けるぐらいのほうが丁度いいレベルに落ち着いています。馴染みやすさなら「ホームページ」。業界人ぽく言うと「Webサイト」。
アパレルの現場における「ジーパン」「ジーンズ」「デニム」と同じで、どれもほぼ一緒のモノを指しているけど、時代や玄人ぽい雰囲気で呼び方を変える、そんな感じかな、と。ちなみにその違いは私にはわかりませんが…。
加えて個人的には、会話では「ホームページ」、ドキュメントでは「Webサイト」など、「気安さ」と「文字にしたときのかっちり感」で使い分けているような気も。自分のテリトリーの言葉でも、実際は結構感覚的に使ってるかも…。単純ですね。
※イラストはAIにて生成
WRITTEN BY SAKO KEISUKE
Webディレクションやコーディングなんかを担当しています。最近はマージやらデプロイについて勉強中。