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美点凝視
一昨年、会社のリブランディングのために、コーポレートロゴと、タグラインの社内コンペを行いました。
タグラインの一案として出てきた「Focus on The GOOD」というワードは、会社のタグラインとしての採択には至らなかったものの、個人的には「とても良い言葉だな」と記憶に残りました。
わたしは、失敗をしでかすと、自責的になって、気分が落ち込んでゆきつづけるタイプなのですが、人生を振り返ると、失敗を通して学んだことや、失敗を克服するために努力したことがいまの自分の土台になっていることに気付きます。
「Good」は、「Bad」のなかに、隠れているのかもしれませんね。
また、以前に投稿した「ストウヴ」という記事にて、「ある人にとってのネガティブな要素が、ある人にとってはポジティブな要素となりうる面白さ」を書いたように、自分の特徴を「良い」「悪い」と評価するのではなく、「どう活かすのか」という方向性で考えたほうが、建設的な方向なアイデアが出る、とも感じています。
また、人は誰しも、「良くありたい」という願望を持っていますので自分の「良いところ」に、意識の焦点を当てたほうが、幸せになれる気がします。(当たり前と言えば、当たり前ですが、、、)
もちろん、放置できない問題や課題については「Bad」だと認識して、対応、対処、改善する必要はあります。また、あまりに感情が大きく揺れて、感情に振り回されて、「Good」に「Focus」できないときもあります。
とはいえ、変えようと思っても、変えられない特徴は、いっぱいありますし、また、いくら変えようと思っても、過去は変えられませんので、決して離れることのできない「自分」を嫌うよりは、できるだけ「自分」を大切にして、生きていきたいと思います。
そのためにも、「Focus on The GOOD」という言葉を実践していきたい、と思っています。

WRITTEN BY masatsugu
娘と息子がおりまして、趣味は実益を兼ねてのお料理です。