WEEKLY (THINK)

わたしの趣味は料理。愛用の煮込鍋は、ストウヴ製です。ストウヴはフランス・アルザス地方のメーカーで、多くのプロにも愛用されています。

フランスと言えば「ルクルーゼ」も有名ですが、ルクルーゼ派の人からは「ストウヴは重すぎて、ちょっと、、、」と言われることがあります。
 
いやいや、ちょっと待ってください！
 
私にとっては、あの重さこそが「美味しくできそう」という期待感を膨らませてくれる、とても大切な要素だったりします。
 
ある人にとっての「重い」というネガティブな要素が、わたしにとってはポジティブな要素である、というのは、快適さと便利さが際限なく追求される現代の流れと逆行していてなんだか面白いなあと。

ですが、よくよく考えてみると「予約が取れないお店」「ここでしか食べられないお菓子」「期間限定のサービス」「普通の人には買えない高級品」などなど、「不便さ」が逆にプラス要素で受け止められることは、意外と多いことに気付きました。

よし！！
 
わたしも、これからは自分の欠点を無くそうとするのではなく、ポジティブに受け止めてもらえるような演出（言い訳）を、うまいこと考えていこう、と思います笑。