WEEKLY (THINK)

「バカは風邪ひかない」という言葉が昔からある。今年の冬、うちの家族は夏前くらいから誰一人大きな風邪をひいていない。

おバカ家族・・・なのか？

その可能性も捨てきれないが、これまではひと月に一回は風邪をうつしあっていたのだから何か他に理由がありそうだなと、思い当たる節を考えてみた。

東洋医学の言葉に「冬病夏治（とうびょうかち）」という言葉があると知った。

冬に起こる不調は、夏の過ごし方で改善できるという意味らしい。確かに今年の夏の我が家の過ごし方は、これまでとちょっと違った。

熱中症アラートが発動されている中、平日も土日もよく出歩いた。

息子は熱中症対策をとりながら習い事のサッカーを頑張っていたし、暑さを理由に外遊びしないという選択はなかったようで、雑に育ててきたけどこちらが気を使うほどに外で過ごすことが多かった。

私もひたすら坂道の多いご近所をベビーカーを押してよく歩いた。毎日ものすごい汗をかくのだけど、だんだんと汗をかくルーティンも達成感に変わっていったように思う。

もしかして、「バカは風邪ひかない」は「バカ（みたいに暑い日に懲りもせずに出歩いていたら）風邪ひかない」の意味だったんじゃない？と勝手に解釈している。