WEEKLY (THINK)

peelの週報。
スタッフの日常×クリエイティブシンキング

ILLUSTRATED BYkAwAucHi

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手のひらのポンプフューリー

日頃から愛用している「ポンプフューリー」。
気づけば、すでに5足も所有している、お気に入りのスニーカー。
 
ビョークが履き、世界中をざわつかせた伝説の一足。
ときには『ドラゴンヘッド』のヒロインが、最近は「B'z」の稲葉さんとコラボしていたりもする。
ポンプを押すだけで足にフィットするあの感覚と、
紐がなくて、すっきりとしたデザインがとにかく好きだ。
 
そんなポンプフューリーが、昨年30周年を迎えたのを記念して、
なんとミニチュアのガシャポンが登場。
これはやるしかない、と出陣。
「1回500円」と知って orz(ちょっと高い)。
「まぁ、2回くらいで…」と自分に言い聞かせた。
できれば、ビョークの黄色とドラゴンヘッドの青(多分)モデルを引き当てて、
気持ちよくフィニッシュしたいところ。
 
しかし、最初に出たのは白、次に赤。
目当ての黄色と青が出ないので、余裕で課金。(この時点ですでにやばい)
あれよあれよと白、黒──回しても回しても、なぜか一度も被らない。
「これは運命かもしれない」などと都合のいい解釈をしながら、手が止まらなくなっていき、
ようやくドラゴンヘッドの青(多分)モデルで歓喜!
もはや「水原一平」モデルと名付けたいぐらい。
なんだかんだで強運を発揮し、あと一色揃えばコンプリート、というところまで到達。
けど、そこで急に腰が引けた。
 
「ここで被ったらどうする?被った一足、どうする?」
「ここまでで3,000円、そろそろ美味しいもの食べませんか!?」
 
もう一人の自分に真剣に説得された気がした。
(ちなみに奥さんは「やりーな」「あと1個やで」と、煽ってきました。)
 
結局、ここで断念したので、一番欲しかったビョークの黄色モデル(本当の名前はCITRON)は出ないまま。
 
今は机の上に並んだポンプフューリーたちを眺める時間ができて満足だけど、
「黄色、欲しかったなぁ」と、すでに回したくなってる今日この頃です。
 

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WRITTEN BY SAKO KEISUKE

Webディレクションやコーディングなんかを担当しています。最近はマージやらデプロイについて勉強中。

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