14 views
自由律俳句 二〇二六 冬(プードル)
あほほど青い空とあほほどデカいプードル
思い切って出てみた冬の朝の良さ
摩擦係数の高いズボン下で足がしびれてる、今
冬着のポケット多すぎて選択のパラドクス
何やっても潰れる土地に俺ならどう手を打つか
指さしたケーキ去年と同じと子に教えられ
ふたりに嬉しいひとりに厳しい氷点下
年の瀬に響くうたうたい
あっ レコ大は今日か
紅と白以外もあざやか多チャネルみそか
天災人災ひとつも無い年であれ
喧噪と寂寥を照らす通天閣
4年ぶりにハッとする冬季とW杯は同年
坊やそれはさぎりじゃなくて詐欺じゃ
年明けて肉需要落ち着くロピアでもまだ赤い
なぜこの人はショートトラックを選んだのか
奇祭の村に生まれないでよかった
WRITTEN BY ヨコヤマ
コピーライターです。事象を俯瞰で見つめつつも、血の通った言葉を紡ぎたい。小学生の娘がクラス朝礼で「コピーライターになりたい」と言ったそう。誉れです。