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peelの週報。
スタッフの日常×クリエイティブシンキング

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奈良の映画

清水宏という映画監督をご存じでしょうか。1903年生まれ、小津安二郎監督と同じ年で仲もよかったという話です。子供と風景(私は清水宏の映画を見た後は遠くを見なきゃ!という気持ちになります)を撮ることが得意、緩やかで独特なカメラの動きも印象に残る監督さんです。

 

監督作に『大佛さまと子供たち』という映画があります。親も家もなくした戦災孤児たちが奈良東大寺近辺を観光案内をしながらたくましく生きるという1952年の映画です。監督は東大寺知足院に泊まりこんで撮影したとのことで、ロケーションもさることながら、大仏さまや戒壇院の四天王像などもしっかり丁寧にフィルムに収められています。子供たち(本当の戦災孤児ということです)にとって大仏さまは心の拠りどころ、一度掌の上で眠ってみたいと語り合います(果たして夢は叶うでしょうか?)。また大仏さまと向き合う際はきちんと帽子をとるなど、とってもきちんとしていて、背筋が伸びる思いもします。

 

この映画を初めて見たのは奈良で開催された映画祭、元映画館だったというホテルでした(ホテル尾花、今も月一で様々な映画の上映会を開いているようです)。見終わったその足で、さっきまで子供たちが駆けていた路地を歩くなど、ロケ地巡り的なものができたことも良き想い出です。

 

清水監督はその他奈良を舞台に『奈良には古き仏たち』という記録映画も撮っており、二月堂の撮影が特に素晴らしかったと記憶しています。

 

こうやって思い出していると、映画もまた見たくなりますし、奈良へも久しぶりに行ってみたくなっています。

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WRITTEN BY KT

総務と経理を担当しています。暗算は苦手です。

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