2024.08.26 103 views
続・コオリのデザイン
いろいろなカタチやデザインがあるカキゴオリ。お店によって、
シーズンによって、食材によって、その見た目はどんどん
変わるのだけれど、コオリのカタチと同じくらいバリエーションが
あるのが、カキゴオリになくてはならない「器」と「スプーン」。
深め・浅め・ガラス製・陶器製・プラスチック製などなど、
器にもいろんなタイプがあって、さらに完成したカキゴオリを置くための
「お皿」や「おぼん」の種類や大きさもこれまたいろいろ。
さらに、食べるために欠かせない、あたりまえに置かれているスプーンも、
カタチ・重さ・質感がそれぞれに違っていて、持ちやすさや食べやすさ、
口に運んだ時のコオリの感触まで変わってくるのもおもしろいトコロ。
そっとテーブルに運ばれる、店主さんたちのこだわりと愛が
ギュッと閉じ込められたヒトサラは、『いただきます』の前に
「コオリ」「器」「お皿」「スプーン」のすべてがフレームの中に
おさまるように少し離れて撮るのがルーティーンになっていたりで。
1年を通してカキゴオリを食べるのをやめられないのは、
フルーツやシロップが季節にあわせてどんどん変わっていくから
というのもあるけれど、それぞれのお店の個性が表現されている
こだわりの「器」や「スプーン」に出会える楽しさも理由の
ひとつなんだろうな…と思ったりするのでした。
WRITTEN BY みずたま
いちごとかき氷をこよなく愛す、平凡なコピーライター。長めの文章を書くのがどうやら好きらしい。