2023.09.25 167 views
好きを形にするということ
息子(小6男子)は、趣味は?と聞かれたら「工作」と答えると思う。たぶん。
今どきの子はゲームとかYouTubeとかスマホ、とか答えるだろうけど、うちの子は工作。
息子が通ってる小学校では夏休みに「全員参加で、学校独自の作品展に出すものを作る」という宿題があって、毎年毎年みんなの力作(工作だけでなく、自由研究とか文章でもOK)が集まる。当然息子も力を注いでいるので、半年ぐらい前から構想を練って‥
「今年は進撃の巨人の立体機動装置を作る」と言い出した。
さあ大変。あれだよ、もちろん本当に飛べるわけじゃないよ。分かってる!?
そこから、資料(と言う名のマンガやアニメ)を読み込み、ネットで情報を集め、YouTubeで作ってみた系動画を漁り‥
あまり高価な素材や加工が難しい材料は使えないので、基本はダンボールと、毎週のようにダ○ソーに通い100均グッズを駆使して試行錯誤を繰り返して…
サイズ感は子ども用にリサイズし、身体につけて振り回して遊ぶので強度が無いとダメ、と手探りで進めていく。
本人は塗装もしたがったけれども、ダンボールの断面がどうしても汚くなるので断念(めちゃくちゃぶーぶー言われた)しつつ、紙の色を少し変えたらアクセントになるんじゃないの、と。
納期が2学期の始業式なんで4ヶ月ぐらい、毎日毎日少しづつ作業を進めて…完成。
学校で友達に自慢してるんやろうなあ。いやあ、すごいよ。作ろうと思う情熱、途切れない集中、細部にいたるこだわり。
親としては、こうやって好きなものを形にしていくのを将来に活かせないものかなあ、と思うけれども、何だろう?
エンジニア、デザイナー、プログラマー、設計…もしくは、コスプレイヤー!??
WRITTEN BY ussan
娘と息子の為ならなんでもしてやりたいと思いつつ、そんな事はできるわけないぜ、と自分の趣味も追求していきたいディレクターです。