WEEKLY (THINK)

peelの週報。
スタッフの日常×クリエイティブシンキング

ILLUSTRATED BYmiyaP

2024.09.17 96 views

推し活活

推しがいると、毎日がキラキラと輝く。

推しがいると、年齢性別を超えた友だちができる。

推しがいると、疲れも吹き飛ぶ。

推しがいると、つらい仕事も頑張れる。

推しがいると、ひまで退屈な時間などなくなる。

 

こんなふうに、推しがいるってその人の幸福度をmaxまで上げてくれる。今推しがいない私は、どこかに推しがいないかなぁとないものねだりを言ってみる。そういえば私にもかつて推しがいた。

 

その推しと出会うまでは、たくさんのトレンディ俳優(言い方が昭和)の間を行ったり来たりしてたのだけど、その推しは中二からごく最近まで続いていた。年に一度ライブに行けばいいくらいの、にわか推しだったのだけど・・

 

その以前の推しにまた戻るかもしれないが、それは「また推してみようかな」と言って推しが再燃するわけではなく、ものすごく自分の欲している時にものすごく気まぐれに始まるものだということも何となく理解している。

 

今の推しを探す旅、推し活活なるものを試みたりもした。聞いたことのないラジオを聞いてみる。ドラマを見る本数を増やしてみる。(ドラマから未知の世界の人に出会う確率は高い)人さまの推しに乗っかってエセ推しをしてみる。(だいぶ失礼)・・・うまくいかないので、早々に諦めた。

 

物理的に何本ものドラマを見たりする時間がない、ということに気がついたからだ。この4月に小学一年になった息子は、いつでも体力を持て余していて、土日など家にいたら親子でお互いフラストレーションを貯めてしまう事態になっていた。何かこの状況を打破する方法はないかと一大決心してサッカーを始めさせてみた。だから、土日はサッカーの送り迎え、時々練習を見学するという新しいルーティンができた。

 

息子のストレス発散になればくらいに思っていた習い事だったけど、生活全体が良い方向に変わってきている。息子が本当に楽しそう。頑張って良いプレーをするとちゃんとコーチが見ていてくれて、ナイス!と声をかけられる。息子もそれが自信になるようでイキイキして帰ってくる。頑張るところを見ているので、家でダラダラした姿を見ても優しくできる。また、ほぼボランティアで教えてくださるコーチの先生方は土日を返上して子どもと熱心に関わってくださっていることに毎回感謝しっぱなしだ。母として何ができるだろうと、試合をもうすぐ控えているので、息子とルールについて勉強することにした。サッカーの練習で苦手そうにしていたことを公園で一緒にやってみる。

 

と、気がつけば、息子のサッカーが頭の何割かを占めるようになってきた。こうなったら、息子のサッカーの応援を目下私の推し活にして、一旦推し活活を終わらせようと思う。

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WRITTEN BY miyaP

子育て中のデザイナーです。ゆる〜く、ソーイングするのが趣味です。

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