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WEEKLY (THINK)
WEEKLY(THINK)が始まってはや3年。記事も150本を数えようかというところだ。
最初は作者たちの「何書けばいいの」「恥ずかしい」「読まないで」みたいな声も聞こえてきていたし、私も書くたびに推敲に推敲を重ねてしまっていたけれど、近ごろではポンと思いついてポンと書いてポンと出す、みたいなことができるようになってきた。あきらめがよくなった、の方が正しいかもしれない。
そんなある日、WEEKLY(THINK)のことなど全く知らされていない夫が「これちょっと応募してみてよ」と新聞を持ってきた。それは朝刊に毎日掲載される一般公募のエッセーコーナーで、日々の暮らしのほっこりを読者が綴ったものだ。いつもならこんな軽口は鼻で笑ってやり過ごすけれど、「採用されたら5千円あげる」と言う夫に、5千円かよケチだなと思いながらもなんとなく応募してみることにした。
すると、なんとびっくり採用され、親戚中が湧いた。娘もこそばゆいくらい褒めてくれた。テンションがぶち上がった夫からは1万円をもらった。
記事に合わせたビジュアル制作では、今まで行き場がなかった「作ってみたかったテイスト」や「使ってみたかったフォント」を自由に放出する。納期もないので方向性の迷子を恐れずにチャレンジできるし、それを普段の仕事にも還元できる。なにより作っていて、楽しいな、この仕事しててよかったなと思える。うまく言えないけど壁を少し越えた気もする。
オウンドメディアとして始まったpeel、WEEKLY(THINK)だけれども、そのへんはちょっと置いといて、今私にとっては少しの義務感と自由さがちょうどいい居心地のよい創作の場になっている。そしてそれは日常でも仕事でも、あと少しの背中を押す力になってくれている。
いつまで続くかわからないけれど、とてもたいせつな場所であること、そろそろここに記しておきたい。
WRITTEN BY Farubi
デザイナーです。イラストを描くことと地方のスーパーが好きです。