WEEKLY (THINK)

peelの週報。
スタッフの日常×クリエイティブシンキング

レコードとカセットテープ - WEEKLY (THINK) vol.009
ILLUSTRATED BYcitrus002

2023.05.05 180 views

レコードとカセットテープ

ここ5年ほど音楽を聴くときは、アナログレコードが多くなった。その前は、ipodをアンプにつなぎ、シャッフルモードでBGM的に流して聞いていた。

 

アナログレコードは音が良いのかと聞かれると、結構微妙な感じで、答えに詰まってしまう。中古レコードだとプツプツノイズも結構ある。

 

ただ、久しぶりにレコードを聴いた時にすごく新鮮な「耳ざわり」がして、再び聴きはじめた。とは言えレコードは、BGM的には聞きにくい。レコードプレーヤーがオートリターンではない事もあり、聞きながらいつも「あと何曲あるか」を数えていたりする。

 

古いレコードは、ジャケットのデザインや印刷がアナログなのも楽しい。ジャケットをしげしげと見ながら音を聞いていると、タイムスリップしたような気分になる時がある。

 

 

最近世間でもレコードがブームになっている。生まれた時からストリーミングが当たり前の世代からすると、レコードは別の意味で新鮮なのかもしれない。

カセットテープも人気があるらしい。カセットテープに「レコードの代用品的なモノ」というイメージしかない私は、なぜ人気があるのかあまりピンとこない。

 

家にはカセットテープが何本かまだある。ほとんど処分してしまったが、何となく手放せないものを置いている。

 

レンタルレコード店(!)で借りたレコードを録音したテープと、FM放送のエアチェックなどがほとんどで、音楽ソフトとして発売されたテープは2本しか持ってなかった。しかもそのうちの1本は、「カセットマガジン」と銘打って売っていたものだ。雑誌とカセットをセットにして販売していた様に思うが、雑誌については記憶がない。

 

久しぶりに聞いてみたが、かなりアバンギャルドなノイズロックだったので、音が劣化したのか元からなのか、いまひとつ分からなかった。

 

カセット

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WRITTEN BY citrus002

入社○十年のアートディレクター。マックス・ビル、オトル・アイヒャー、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン、エミール・ルーダー、アルミン・ホフマン、カール・ゲルストナー、リヒャルト・パウル・ローゼ、マックス・フーバーが私のアイドルです。

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